日曜日

今日は日曜日で、スクールはお休みを頂いていましたが、作業のためにスクールに来ました。子どもたちの成長に伴い、教具やおもちゃを追加したり、入れ替えたりが必要です。教具は、常にアップデートを心がけていますが、段々と棚が手狭になってきたので、一つ追加しました。組み立ては慣れているので、開封から15分もあれば完成します^^明日の子どもたちの反応が楽しみです。

さてここからは、私事で恐縮なのですが、今日は自分の趣味の詩吟のコンクールに出かけてきました。詩吟だなんて、ご存じない方も多いと思いますが、漢詩や和歌を歌うものです。私は23歳の時から始めました。途中、仕事で関東にいたときや、子育てに忙しかった間はお休みしていましたが、良い環境に出会え、再開できました。若いときからコンクールや発表会に出る機会がありましたが、今日はとても嬉しい気持ちになれたコンクールでした。2週間前から風邪を引いて、声の調子も悪く、年のせいか治りも悪いので、本番まで調子が戻っていませんでした。出場を決めたのも約2週間前だったので、正直、準備も十分できたとは言えませんでした。しかしながら、やると決めたからには言い訳せず最善を尽くさねば、と気持ちを切り替え出番に臨みました。歌い終わった後に、”よし!できた!”と自分で思えました。他の人たちの吟を全て聞き終えて、結果を聞きました。結果は2位でした。それが優勝はできなかったのに、どういうわけかとても爽快な気分だったのです。それは、歌い終わった後に、自分が今までその詩を吟じた中で、一番できが良かった(思うようにできなかったところがなかった)と思えたからでした。これまでトロフィーや賞状をもらっても、こんなに爽快な気分になることはありませんでした。結局は、他者との比較、競争で得る結果よりも、自分自身が納得できたかどうか、それが何よりも大切なのだと純粋に思うことができている私自身の心をはっきりと感じることができたコンクールでした。他者との競争の中で得る結果に一喜一憂するのではなく、努力をした結果、過去の自分からの成長を喜ぶことができる、それが大切なのだと伝えたい気持ちで子どもたちに接していることのおかげだと思いました。今日の気持ちは、優勝していたら気がつくことができなかったのだと思います。

次回の自分の成長を楽しみに、また稽古を楽しみたいと思います。

だって、いつだって全ては人生の通過点なのですから♪