複数学年で学級編成

先日、日本教育新聞で、タイトルの見出しの記事がありました。”オランダの教育法に注目集まる”、とありました。”イエナプラン”という教育法のことです。イエナプランは元はドイツが発祥の教育法ですが、オランダで広まったようです。

ご存じですか?オランダの子どもたちの幸福度は世界一と言われています。その理由の一つは、一日の大半を過ごす学校における教育にあると思われます。オランダの学校は、一人ひとりが尊重され、自律と共生を学びながら育つことができる環境になっているのです。日本では”孤独を感じる”と答えている子どもの割合が29.8%(先進諸国でダントツ)に対して、オランダの子どもは3%にも満たないという結果も出ているそうです。文化的な背景が違うので、単純に比較はできませんが、彼らの教育法に学ぶべきことはたくさんあると思います。

名古屋市では、このイエナプランの教育法の導入について検討が始まっています。4月には長野県の私立学校でイエナプランを取り入れた学校が開校する予定になっています。

日本での教育の選択肢もずいぶん増えましたね。今の子どもたちが大人になって、社会で活躍する頃には、国籍だけではなく、日本の中でも様々な教育を受けた人たちが入り交じって、共生していく時代になるのでしょう。今子どもたちに必要なことは何か、何となく分かるような気がしませんか?