本

幼児教育関係の本を2冊、ご紹介します。

1冊は、昨年お亡くなりになった、モンテッソーリ教育で有名な相良敦子先生の、

”幼児期には2度チャンスがある”　という本です。

モンテッソーリ教育では、生まれてから6歳までが、人生の中で最も重要な時期と考えられています。その中でも、0歳から3歳未満と、3歳以上6歳までです。もしも、その子どもが生きていく上で必要なものを、3歳になるまでに身につけられなかったとしても、その後の3年間で取り戻すチャンスがあるということなのです。

もしもお子様が乳幼児で、子育てに少し戸惑いを抱えているお母さんがいらしたら、この本をお勧めします。気持ちの安定したお子様にできるヒントがたくさんあります。

もう1冊は、モンテッソーリ教育と一緒に引きあいに出される、シュタイナー教育の本です。ルドルフ・シュタイナーが、精神科学の観点で子どもの教育について書いた本です。モンテッソーリ教育では6歳まで、という幼児期を、シュタイナーは7歳までとしています。シュタイナーの話は、精神の話がとても多くて深いです。

それぞれに、共通点もありますが、相違点も多いです。それでも、どちらにしろ、人間が生まれてから6～7年の間が本当に重要な時期だということが、言われていることは間違いありません。

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