8月31日(水)
ついに夏休み最終日を迎えました。夏休み最後に相応しい夏日が戻ってきました。また、今日はお休みが多く、午前中は5人でした。顔ぶれが違ったため午前中のアクティビティに、ステンドグラス風のクラフトを。
午後は、サイエンスクラフトで、ロボットアームを作りました。”We make a robot arm today”と、サンプルを見せて子どもたちにアナウンスをしたのですが、”?”、と一様に理解できない表情でした。見せたサンプルは、プラスチックカップに毛糸がぶら下がったもの。そこで、”Is this a robot?”と聞いてみたところ、”No”と、子どもたち。まあそうですよね。確かにこれはロボットではありませんが、子どもたちは皆ロボットというと、人間を模した形を思い浮かべがちです。けれど、ロボットというのはそういうものばかりではないのですね。今回のロボットアームは、宇宙ステーションやUFOキャッチャーなどで使われている機能のものです。最初は納得いかない様子だった子どもたちも、サンプルを実際に動かしてみると、一瞬で驚きの表情に変わりました。
完成したロボットアームで、きれいにペットボトルを吊り上げて、とっても嬉しそうでした。将来宇宙ステーションで働く人材が出てくるかな。
おやつにアイスを食べて、午後のもう一つのアクティビティに。準備をしていると、”またクラフト?もうクラフトはしたくない”という話声が聞こえてきました(;’∀’) ”でも、ロボットアーム、完成して喜んでたじゃん”、と思いながら聞こえないふりをしてスタート。
そしてここからが大切な所。それぞれ自分の紙皿に、割りばしを取り付けるための切り目をカッターで入れます。一人ずつ、カッターの持ち方、紙皿の傾け方、力の入れ方などなどを練習してもらいました。
やりたくないと言っていた割には、かなり楽しそうでした^^うちわと紙コップの玉を作りました。
作ったうちわと玉で、先ずはレース♪
そして、もうひとつ違うゲームも。これはかなり白熱したゲームでした。暑くて公園遊びに行けなかった分、エネルギーをしっかり使えましたね。
クラフトは、単なるアートとしてだけではなく、世の中のことを知ったり、このような遊び道具を作り自分たちの楽しい時間のためにもなるのです。自分自身の人生をより豊かなものにすることが、自分の手でできるということを子どもたちに知ってもらえたらと思いながら色々なことを考えています。
終わった後は静かにマンカラなどを遊んでお迎えを待ちました。
夏休みも終わり、明日からはまた学校生活ですね。今年もコロナであまり多くはできませんでしたが、個々の子どもたちの成長を見守りながら、与えられた環境でできることを模索して今日を迎えました。7月から暑い中、送迎をしてくださり、また毎回お弁当を準備してくださり、保護者の皆様に感謝申し上げます。また明日からはお迎えなど放課後預かりで、よろしくお願いします。